この記事ではPythonのリストをソートする方法解説します。
Pythonでリストをソートする方法として、sort()メソッドを利用する方法と、sorted()関数を利用する方法があります。
この記事では、sorted()関数に関して解説します。
sort()関数に関しはこちら:Python リスト(list)を sort する方法 【sort()】
sorted()関数
sorted()は、Pythonの標準関数(組み込み関数)です。sorted()の引数に、ソートしたいリスト型を指定することで、ソートされたリストを返すことが出来ます。この時、sort()
メソッドと異なり、元のリストは変更されません。
li = [8, 18, 2, 4, 6]
print('元のリスト', li) # 元のリスト [8, 18, 2, 4, 6]
li = sorted(li)
print('ソート後のリスト', li) # ソート後のリスト [2, 4, 6, 8, 18]
出力結果
元のリスト [8, 18, 2, 4, 6]
ソート後のリスト [2, 4, 6, 8, 18]
sort()
と同様に、デフォルトでは、昇順にてソートされます。降順にソートした場合は、sort()
と同様に引数reverse
をTrue
にすることで降順になります。
li = [8, 18, 2, 4, 6]
li = sorted(li, reverse=True)
print(li) # [18, 8, 6, 4, 2]
出力結果
[18, 8, 6, 4, 2]
引数 key に関して( sorted() )
sorted()
にも同様にreverse
以外にもkey
という引数を渡すことが出来ます。key
にはデフォルトではNone
が指定されていますが、key
には引数を取る何らかの関数(標準関数や無名関数など)を指定することが出来ます。引数key
に関数を渡すことで、要素に何らかの処理を行い、その結果を元にソートすることが出来ます。
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