Gemini Omniとは?使い方や料金・機能を解説【プロンプト例あり】

Gemini Omniとは?使い方や料金・機能を解説【プロンプト例あり】

動画を作りたいと思っても、編集ソフトの操作を覚えるのは手間がかかります。

さらに、AIで動画を生成できても、動きが不自然だったり、修正するたびに登場人物の見た目が変わったりすることもあります。

こうした動画制作の手間を減らせるのが、Gemini Omni(ジェミニオムニ)です。

Gemini Omniとは、動画の生成や編集に対応したGoogleのAIモデルです。

「背景を変える」「人物の動きを修正する」といった内容を言葉で伝えるだけで、動画を編集できます。

本記事では、Gemini Omniとは何かをわかりやすく解説し、VeoやRunwayとの違いも紹介します。

さらに、4つの機能や使い方、すぐに試せるプロンプト例、料金までまとめました。

動画制作をAIで効率化したい方は、ぜひ参考にしてください。

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Gemini Omniとは?Googleの新しい動画生成AIモデル

Gemini Omniは、Googleが動画の生成と編集のために用意したAIモデルで、読み方は「ジェミニオムニ」です。

会話するように指示を出すだけで、動画を作ったり、生成した動画に手を加えたりできます。

2026年5月20日に発表され、Google DeepMindのKoray Kavukcuoglu氏が公表しました。

公式では、さまざまな形式の入力から幅広いコンテンツを生成できるモデルとして説明されています。

また、Geminiアプリでは、従来使われていたVeoに代わるモデルとしてGemini Omniが導入されています。

その最初のモデルとして提供されているのが「Gemini Omni Flash」です。

Gemini Omniの特徴は、動画の生成だけでなく編集まで一つの環境で進められる点にあります。

実際に、動画の生成に加えて、映像に合わせた音声の作成にも対応しています。

従来の動画生成AIでは、生成した動画を別の編集ソフトで修正することもありました。

一方、Gemini Omniなら生成から編集まで同じ環境で進められるため、複数のソフトを行き来する手間を減らせます。

※出典:「Gemini Omni を発表」Google Japan Blog

※出典:「Gemini Omni」Google

Gemini Omniと他の動画生成AIとの違い

Gemini Omniと他の動画生成AIとの違いは、会話しながら修正を重ねても、映像の一貫性を保ちやすい点にあります。

1回の指示で動画を完成させるのではなく、生成した動画に対して「背景を変える」「人物の動きを修正する」といった追加の指示を出しながら仕上げていけます。

ここでは、GoogleのVeoと、他社のRunway・Klingを取り上げ、それぞれとの違いを解説します。

Veoとの違い

Gemini OmniとVeoの違いは、Gemini Omniが動画の生成だけでなく、会話しながらの編集まで一つの環境で進められる点にあります。

Geminiアプリでは、従来のVeoに代わってGemini Omniが動画生成・編集を担う形で導入されています。

一方、Google Flowでは、Gemini Omniシリーズの「Gemini Omni Flash」とVeo 3.1の両方を選んで使えます。

Veo 3.1にはLite・Fast・Qualityの3種類があり、画質を優先するならQuality、生成の速さを優先するならFast、軽い処理で試すならLiteが向いています。

Gemini Omni FlashとVeoの違いを具体的に比較すると、以下のとおりです。

項目Gemini Omni FlashVeo 3.1
対応する入力テキスト・画像・動画・音声テキスト・フレーム
会話による編集対応対応なし
動画の長さ4秒・6秒・8秒・10秒Google Flowの設定による
使える場所Geminiアプリ・Google Flow・YouTubeGoogle Flow
API料金(1秒あたり)約0.10ドル相当(720p)0.05〜0.40ドル(720p・グレード別)

※情報は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください

具体的には、Veo 3.1はテキストや静止画から新しい動画を作る用途に向いています。

一方、Gemini Omni Flashは、アップロードした動画の編集や音声の作成まで対応しています。

新しい動画を作ることを重視するならVeo 3.1、生成した動画を会話しながら編集したいならGemini Omni Flashが向いています。

※出典:「Gemini Omni」Google

※出典:「Google Flow のモデルと対応機能の詳細」Google Flow ヘルプ

※出典:「料金」Gemini API

Runway・Klingとの違い

Gemini OmniとRunway・Klingの違いは、会話を続けながら動画を修正できる点にあります。

RunwayとKlingでは、会話を続けながら編集する機能は公式に案内されていません。

一方、KlingにはGemini Omniより長い動画を生成できる強みがあります。

Klingは3秒から15秒まで対応しているのに対し、Gemini Omni Flashは最長10秒、RunwayのGen-4.5は2秒から10秒です。

そのため、長い動画を1本で作りたい場合はKlingが向いています。

また、Runwayでは複数のモデルを切り替えて利用でき、Kling 3.0も選べます。

料金はクレジット制で、月額料金だけでは利用できる量が分かりにくい点に注意が必要です。

有料プランはRunwayが年間契約で月12ドルから、Klingが月10ドルからで、Runwayには月28ドルのProと月76ドルのMaxもあります。

無料プランにも違いがあり、Runwayは125クレジットが一度だけ付与されるのに対し、Klingでは720pの動画を無料で生成できます。

会話しながら修正を重ねたいならGemini Omni、複数のモデルを試したい場合はRunway、最長15秒の動画を作りたい場合はKlingが向いています。

項目Gemini OmniRunwayKling
入力できるものテキスト・画像・動画・音声テキスト・画像・動画テキスト・画像
会話による編集対応公式サイトに記載なし公式サイトに記載なし
生成できる動画の長さ4秒・6秒・8秒・10秒2秒から10秒(Gen-4.5)3秒から15秒
料金の形式月額のGoogle AIプランクレジット制(月12ドルから)クレジット制(月10ドルから)
無料で試せる範囲YouTubeショート・YouTube Create無料プランで125クレジット無料プランで720pの生成が可
最新のモデルGemini Omni FlashGen-4.5Kling 3.0

※情報は変更になる場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください

※出典:「AI画像・動画生成の料金は月額12ドルから」Runway AI

※出典:「AI を使用してテキストを数秒でビデオに変換」  Kling AI

Gemini Omniの機能!できること4選

Gemini Omniの機能は、複数の形式の入力を組み合わせた動画の生成と、会話による編集が中心です。

物理法則を踏まえた自然な動きの再現と、自分の顔と声を使ったアバターの作成もできます。

4つの機能はどれも、Geminiアプリの同じ画面から使えます。

ここからは、それぞれの機能を順に見ていきましょう。

①テキスト・画像・動画を組み合わせて入力できる

Gemini Omniの特徴は、テキストだけでなく、画像・音声・動画を組み合わせて入力できる点です。

たとえば、撮影した写真や動画を読み込ませて、別の素材を加えたり、映像の雰囲気を変えたりする作業を指示できます。

Geminiアプリでは、1本の動画と最大5枚の画像をアップロードできます。

旅行で撮った写真をまとめて渡して、1本の動画に仕上げてもらうといった使い方も可能です。

また、参考にしたい画像や動画を渡せば、色味や構図などを指定する材料として使えます。

音声を組み合わせれば、映像に合ったナレーションや効果音の作成にもつなげられます。

このように、素材ごとに別のツールを使い分ける必要がなく、手元にある素材を組み合わせながら動画を作れる点が便利です。

公式では、画像生成の「Nano Banana」の動画版のような体験としても説明されています。

ゼロから動画を作るだけでなく、既存の作品をもとにアレンジする使い方にも対応しています。

②物理法則を理解した自然な動きを再現できる

Gemini Omniの特徴は、物理法則を踏まえた自然な動きを再現しやすくなった点です。

Googleは、重力・運動エネルギー・流体力学などに対する理解が向上したと説明しています。

そのため、水を注いだときの液面の揺れや跳ね返り、風で布が揺れる様子、光の反射なども、より現実に近い動きで表現できます。

従来のAI動画では、物体が軽すぎるように見えたり、動く方向が不自然だったりすることがありました。

こうした違和感が減れば、生成した動画をそのまま使いやすくなり、作り直しにかかる時間も抑えられます。

特に商品の紹介動画では、物の重さや質感が自然に伝わることが重要です。

たとえば、商品の落下や液体の動きが自然なら、実物を見たときに近いイメージを伝えやすくなります。

ただし、すべての映像で自然な動きを再現できるわけではなく、不自然な動きが残るケースもあります。

③会話しながら動画を編集できる

Gemini Omniの大きな特徴は、チャットで指示を出しながら動画を編集できる点です。

「背景を変えて」「アングルを後ろからにして」といった指示を出すだけで、編集を進められます。

専門的な編集ソフトの操作を覚える必要がないため、動画制作の経験がない人でも使いやすい機能です。

また、背景の変更やスタイルの置き換えだけでなく、修正を重ねても映像の一貫性を保ちやすい点も特徴です。

公式では、1つの会話の中で編集を続けられると説明されています。

たとえば、背景を変えたあとに服装や照明を調整するなど、1つずつ指示を追加できます。登場人物の見た目やシーンの流れを保ったまま修正できるため、完成形を最初から細かく決める必要もありません。

さらに、写真に動きを加えるといった編集も会話の中で指示できます。

専門用語を使わず、普段の言葉で伝えられるため、細かな調整を繰り返しながら動画を仕上げたい場合にも向いています。

④自分の顔と声を使ったアバター動画を作れる

Gemini Omniでは、自分の顔と声を使ったアバターを作り、動画に登場させられます。

ただし、アバターが対応しているのは英語のみで、日本語には対応していません。

そのため、日本語のナレーションを入れたい場合は、アバター機能では対応できません。

アバターの作成には、自撮り動画と音声の録音が必要です。

一度登録しておけば繰り返し使えるため、動画を作るたびに撮影し直す必要はありません。

また、作成したアバターは、Gemini Omniの動画作成だけでなく、Nano Bananaの画像作成にも利用できます。

利用には18歳以上であることに加えて、個人のGoogleアカウントでログインする必要があります。

さらに、アバターを使って動画を作るにはGoogle AIプランへの加入も必要です。

欧州経済領域・スイス・英国では利用できませんが、日本からは利用できます。

英語のコンテンツを作る場合は、撮影の手間を減らせる便利な機能です。

Gemini Omniの使い方

Gemini Omniは、Geminiアプリ・Google Flow・YouTubeから利用できます。

ただし、利用する場所によって必要なプランや生成できる動画の長さが異なります。

無料で試してみたい場合はYouTube、動画制作を本格的に行いたい場合はGoogle Flowが候補です。

ここからは、3つの場所でGemini Omniを使う手順をそれぞれ解説します。

Geminiアプリでの使い方

Geminiアプリで動画を作る手順は、次の5ステップです。

  1. パソコンで gemini.google.com にアクセスする
  2. 左上のサイドバーを開き、「動画を作成」をクリックする
  3. (省略可)動画のテンプレートを選択する
  4. テキストボックスに、生成する動画のプロンプトを入力する
  5. 送信アイコンをクリックする

作りたい映像の内容をプロンプトに入力し、画像や動画を使う場合は一緒にアップロードします。

基本的な操作は、通常のチャットで文章を送るときと変わりません。

生成した動画は同じ会話の中で修正でき、公式ヘルプでは「マルチターン編集」と呼ばれています。

たとえば、生成した動画に対して「背景を変えて」「人物の服装を変えて」と追加で指示できます。

作り直すよりも、前の動画をもとに修正を重ねることで、イメージに近づけやすくなります。

最初は短い指示から試し、慣れてきたら必要な条件を少しずつ追加するとよいでしょう。

なお、個人アカウントで利用するにはGoogle AIプランへの加入が必要です。また、18歳以上が対象で、18歳未満は利用できません。

動画のアップロードには、欧州経済領域・スイス・英国・米国の一部の州で利用できない地域制限があります。

Google Flowでの使い方

Google Flowは、AIを使った映像制作向けのツールです。

モデルとしてGemini Omni Flashを選び、シーンごとに動画を作成できます。

利用手順は次のとおりです。

  1. Google Flowにアクセスする
  2. 既存のプロジェクトを開く
  3. 動画モデルをGemini Omni Flashに設定する

Gemini Omni Flashでは、4秒・6秒・8秒・10秒のクリップを生成できます。

シーンごとに素材を作成し、順番に並べて1本の動画に仕上げる流れです。

プロジェクト単位で管理できるため、複数の動画を並行して制作する場合にも使いやすいです。

また、Google Flowではカスタム音声の作成にも対応しています。

動画と音声を同じ制作環境で用意できるため、映像制作に必要な作業をまとめて進められます。

個人アカウントで利用する場合は、Google AI Plus・Pro・Ultraのいずれかへの登録が必要です。

対象のGoogle Workspaceプランでは、追加料金なしでGoogle Flowを利用できる場合もあります。

18歳以上であることや、対象地域から利用することも条件となります。

なお、生成にはAIクレジットを使用し、利用できるクレジット数は加入しているプランによって異なります。

残りのクレジットは、プロンプトボックスの設定から確認できます。

利用条件や料金の最新情報はGoogle Flow ヘルプをご確認ください。

YouTubeショート・YouTube Createでの使い方

YouTubeショートとYouTube Createでも、Gemini Omniを利用できます。

どちらもGoogle AIプランへの加入は必要ありません。

YouTubeショートでは、メディアギャラリーの「動画を作成」から始める方法と、「AI playground」から始める方法があります。

YouTube Createでは、エディタ下部のツールから「動画を生成」をタップします。

その後は、作りたい動画の内容をプロンプトに入力して「生成」をタップするだけです。

参照したい画像がある場合は、ギャラリーから最大3枚までアップロードできます。

ただし、利用できる地域には違いがあります。

YouTube Createの動画生成はオーストラリア・カナダ・インド・ニュージーランド・米国が対象で、日本では利用できません。

一方、YouTubeショートは日本から利用できますが、欧州経済領域・英国・スイスは対象外です。

また、どちらも18歳以上が対象で、利用できる機能は国や言語によって異なります。

日本から無料で試すなら、YouTubeショートから始めるとよいでしょう。

※情報は変更になる場合があります。最新情報は公式Youtubeヘルプをご確認ください

Gemini Omniで使えるプロンプト例

Gemini Omniのプロンプトは、作りたい映像や加えたい変化を文章で伝えるだけで作成できます。

難しい書き方をする必要はなく、具体的なイメージを普段の言葉で伝えることが大切です。

また、画像や動画をもとに編集したい場合は、素材と一緒に指示を送ります。

ここからは、目的に合わせた3つのプロンプト例を紹介します。

現実にはない世界を作るプロンプト

手元の映像をもとに、現実には起こらない変化を加えたいときに使えるプロンプトです。

たとえば、鏡に触れている人物の映像に、次のような指示を加えます。

この映像で、人が鏡に触れた瞬間から鏡の面が液体のように美しく波紋を広げるようにしてください。
波紋は指が触れた点から静かに広がるようにしてください。

このように、元の映像を残したまま、指定した部分に変化を加えられます。

プロンプトでは、元の映像で起きていること・加えたい変化・変化の質感を具体的に伝えるのがポイントです。

さらに「触れた瞬間から」のように変化するタイミングや順番まで指定すると、イメージを伝えやすくなります。

現実にはない現象を加えることで、泡でできた彫刻や、コースを転がるビー玉のように、現実にはない動きを取り入れた映像も作れます。

カメラのアングルを変えるプロンプト

すでにある映像の内容を保ったまま、カメラの位置や視点を変えたいときに使えるプロンプトです。

たとえば、正面から撮影したバイオリニストの映像なら、次のように指示します。

カメラのアングルを、バイオリニストの背後からの視点に変更してください

このように指示すると、同じ場面を撮り直さずに、別の視点から見た映像を作れます。

アングルは「正面」「背後」「真上」など、カメラの位置を具体的に指定するのがポイントです。

「寄り」「引き」のように被写体との距離を加えると、構図も調整できます。

また、アニメ風のモーションエフェクトを加えたり、被写体を別の場所へ移したりする指示にも応用できます。

1つの素材から複数のカットを作れるため、撮影時に用意できなかった構図を後から追加したい場合にも便利です。

複雑な情報を映像で解説するプロンプト

言葉や図だけでは伝わりにくい内容も、映像にすると動きを含めて説明できます。

たとえば、タンパク質の折りたたみを題材にする場合は、次のように指示します。

タンパク質の折りたたみを解説するクレイアニメを作ってください。
すべてが粘土でできていて、ストップモーション撮影の質感にしてください。
分子の動きは正確に描写してください。

このように、内容だけでなく映像の質感や見せ方まで指定すると、イメージに近い動画を作りやすくなります。

クレイアニメのほかにも、線画のアニメーションや実写風など、内容に合わせて表現を変えられます。

また、正確に描写してほしい部分は、プロンプトの中ではっきり伝えておきましょう。

動きの順番を番号で指定しておくと、映像の流れも整理しやすくなります。

研修資料や説明動画など、複雑な内容をわかりやすく伝えたい場面で活用できます。

Gemini Omniを使うときの注意点

Gemini Omniは便利な一方で、生成した動画の扱いや仕上がりには注意が必要です。

特に、AI生成を示す電子透かし、商用利用時の規約、映像の不自然さの3点を確認しておきましょう。

生成した動画にはSynthIDが自動で付く

Gemini Omniで作成した動画には、SynthIDという電子透かしが自動で埋め込まれます。

SynthIDは、GoogleのAIで生成・編集されたコンテンツを判別するための仕組みです。

目には見えないため、動画の見た目や品質には影響しません。

生成した動画は、GeminiアプリやGoogle検索などを使って、GoogleのAIで作られたものか確認できます。

AIで作った動画だと後から判別できることを前提に、利用方法を考えておきましょう。

業務で使う場合は、社内で共有するときにAIで生成した動画であることを伝えておくと、後から確認する手間を減らせます。

商用利用には利用規約の確認が必要

Gemini Omniで作った動画を仕事で使う場合は、加入しているプランの利用規約を確認しておきましょう。

特に、実在する人物の顔や声、著作物などを素材として使う場合は注意が必要です。

アバター機能で他人の顔や声を使う場合も、本人の同意を得てから利用しましょう。

広告や商品紹介などで公開する場合は、生成した映像だけでなく、映り込んだ商標や建物などについても確認が必要です。

また、Googleの利用規約は変更される可能性があるため、大きな案件で使う場合は利用時点の規約を確認しておくと安心です。

動きが不自然になる場面もある

Gemini Omniは物理的な動きを自然に再現できる一方で、すべての映像を違和感なく作れるわけではありません。

たとえば、鏡やガラスなどの反射・透明な素材が登場する場面では、手の位置や映り方が不自然になることがあります。

また、指の本数や関節の動きにも注意が必要です。

気になる部分は会話で修正できますが、短いカットに分けて生成すると確認や修正がしやすくなります。

生成した動画はそのまま使わず、公開前に最後まで再生して、不自然な動きがないか確認しておきましょう。

Gemini Omniの料金!無料で使える?

日本から無料で使えるのはYouTubeショートです。

YouTube Createも無料ですが、動画生成は日本が対象地域から外れています。

GeminiアプリとGoogle Flowを使うには、Google AIプランへの加入が欠かせません。

使う場所無料で使えるか
GeminiアプリGoogle AIプランが必要
Google FlowGoogle AIプランが必要
YouTubeショート無料
YouTube Create無料(日本は対象地域外)

※情報は変更になる場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください

また、学生向けにはGoogle AI Plusを1年間無料で利用できる案内もあります。

条件に当てはまる場合は、費用をかけずに試せます。

YouTube経由なら無料で使えますが、生成できる本数や機能には違いがあります。本格的に動画を作る場合は、Google AIプランを検討しましょう。

ここでは、Google AIプランの月額料金とAPI経由で使う場合の料金をそれぞれ紹介します。

※出典:「Flow の利用を開始する」Google Flow ヘルプ

※出典:「Gemini Omni を発表」Google Japan Blog

Google AIプランの月額|Plus・Pro・Ultra

Gemini Omniに対応するGoogle AIプランは、Plus・Pro・Ultraの3種類です。

プラン月額ストレージGoogle FlowのAIクレジット
Google AI Plus725円400GB月200
Google AI Pro2,900円5TB月1,000
Google AI Ultra14,500円から20TBから月10,000から

どのプランでもGemini Omniを利用できますが、上位プランほど利用できる量が増えます。

特に違いが出るのが、Google Flowで使えるAIクレジットです。

動画を月に数本作る程度ならGoogle AI Plus、継続的に動画を作るならGoogle AI Pro以上が候補になります。

Geminiの上位モデルや画像生成など、動画以外の機能も同じプランで利用できます。

また、プランにはストレージも付いているため、生成した動画の保存にも使えます。

家族で共有できるプランもあるので、複数人で使う場合は共有も検討するとよいでしょう。

料金は変更される可能性があるため、申し込む前に公式ページで確認しておきましょう。

※出典:「Google AI のプラン(クラウド ストレージ付き)」Google One

API経由で使う場合の料金

開発者向けには、Gemini APIからGemini Omni Flashを利用する方法もあります。

APIを使えば、動画生成を社内ツールや業務システムに組み込むことも可能です。

入力にはテキストだけでなく、画像・動画・音声も利用できます。

料金は生成した分に応じて発生するため、利用量をもとに費用を見積もりやすい仕組みです。

提供されているモデルは「gemini-omni-flash-preview」で、プレビュー版として提供されています。

区分料金
入力(テキスト・画像・動画・音声)100万トークンあたり1.50ドル
出力(動画)100万トークンあたり17.50ドル
出力(テキスト)100万トークンあたり9.00ドル

※情報は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください

公式の料金ページでは、720p動画は1秒あたり5,792トークンで計算されています。

標準料金に換算すると、1秒あたり約0.10ドルが目安です。

そのため、10秒の動画なら約1ドルが目安になります。

APIには無料枠がないため、業務で組み込む場合は、事前に生成本数から費用を見積もっておきましょう。

※出典:「Gemini Omni Flash で動画を生成、編集する」Gemini API

※出典:「料金」Gemini API

まとめ

Gemini Omniは、2026年5月にGoogleが発表した動画生成・編集向けのAIモデルです。

会話しながら動画を編集でき、修正を重ねても映像の一貫性を保ちやすい点が特徴です。

また、テキスト・画像・動画などを組み合わせて入力でき、物理法則を踏まえた自然な動きも再現できます。

Geminiアプリで使う場合はGoogle AIプランへの加入が必要で、Google AI Plusなら月額725円から利用できます。

一方、日本ではYouTubeショートから無料で試せます。YouTube CreateのGemini Omniは、現時点では日本で利用できません。

ただし、生成した動画にはSynthIDが自動で入り、商用利用では利用規約の確認も必要です。

まずは紹介したプロンプトを1つ試して、Gemini Omniでどのような動画を作れるのか体験してみるとよいでしょう。

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