【2025年最新版】Replit・Cursor・GitHub Copilot 徹底比較!実務で使えるAIコードアシスタントの選び方

この記事は、約9分で読めます。

この記事でわかること
・主要AIコードアシスタント3選(Replit/Cursor/Copilot)の特徴と違い
・目的別/レベル別ツールの選び方
・各ツールの強みを活かす、使い方ヒント

はじめに

コードを書くだけが“開発”ではない時代が来ています。AIコードアシスタントは、学習・実務・チーム開発まで、目的に応じて選ぶことで真価を発揮します。たとえば以下のような選び方が有効です。

  • 初心者や学習者には → Replit Ghostwriter
  • 本格的な開発・リファクタには → Cursor
  • 既存コードの補完・整合性重視には → GitHub Copilot

この記事では、それぞれの特徴と活用シーンを比較し、あなたの目的に合ったツール選びをサポートします。

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ツール選びに迷ったら?

Replit / Cursor / GitHub Copilot 比較表

項目Replit GhostwriterCursorGitHub Copilot
タイプオールインワンの学習向けWeb開発環境VS CodeベースのAI IDEコード補完に特化したAIアシスタント
主な対象ユーザープログラミング初心者・学習者・教育現場中〜上級エンジニア・プロ開発者幅広いエンジニア(チーム開発含む)
動作環境ブラウザ(インストール不要)デスクトップアプリ(VS Codeベース)VS Code・JetBrains(拡張機能)
AIアシスト内容コード補完、エラー解説、リファクタ提案ファイル横断提案、バグ修正、構造理解補完/スニペット提案、Copilot Chat
チャット機能あり(シンプルな対話)高性能チャットあり(対話でリファクタ対応)Pro版でCopilot Chat利用可能
学習用途との相性◎:初心者が学びやすい△:ある程度の知識が必要◯:学習には少し説明が足りないことも
Webアプリ作成への対応◎(Flask等で簡単に構築可能)◎(複雑な構成にも対応)△(主にコード補完なので構築補助は限定)
インストールの手間不要要(ダウンロード&セットアップ)拡張機能で簡単導入
費用感(2025.4.28現在)無料/Proプランあり
(月$20〜)
無料/Proあり(月$20〜)無料/Proあり(月$10〜)

3つのツールの基本情報と強み

【初心者・教育用途に最適】Replit Ghostwriter(リプリット・ゴーストライター)

Replit Ghostwriterは、ブラウザ上ですぐに使えるコードエディタReplitに組み込まれたAIアシスタントです。環境構築が一切不要で、エディタにコードを書くと、自動補完やエラー修正、チャット形式のヒントまで得られます。たとえば「この変数は未定義です」「関数の定義をしてみましょう」など、画面上で次のステップが自然に提示されるため、初心者でも迷わず学習を進めることができます。簡単なWebアプリも作れるため、学びと実践を同時に進めたい人に最適なツールです。

【中〜上級者向け】ファイル横断型AI IDE:Cursor(カーソル)

Cursorは、VS Codeをベースに開発されたAI IDE(AI搭載の統合開発環境)です。AIと連携しながら開発を進められるような体験が得られるのが最大の魅力です。特に優れているのは、複数ファイルにまたがるプロジェクト全体の構造を理解しながら、適切なコード補完やリファクタリングを提案してくれる点です。たとえば関数の名前を変えたいときや、バグの原因を調べたいときでも、自然言語で指示するだけでピンポイントな修正案を出してくれます。

本格的な開発や、構造の複雑なプロジェクトに取り組む中〜上級者にとっては、「AIの相棒」として非常に頼れる存在になるでしょう。

※Cursorは中〜上級者向けのツールですが、初心者の方も以下のような基本スキルを押さえておくことで使えます。
・VS Codeの基本操作
・プロジェクトフォルダの扱い方

※Cursorは日本語プロンプトにも対応していますが、より高度な操作では英語ベースの指示が推奨されます。ただし、設定で日本語を優先するように変更可能なので、英語に自信がない方も安心して使えます。

機能日本語利用備考
自然言語プロンプト入力日本語でも通るが、英語の方がより安定しやすい
自動プロンプト機能(例:Debug)英語固定のケースあり、後から日本語指示が可能
設定で日本語回答Rules for AIで日本語命令の設定可能

【既存コード補完の定番】GitHub Copilot(ギットハブ・コパイロット)

GitHub Copilotは、Visual Studio CodeやJetBrainsといった主要なIDEで動作する、Microsoft+OpenAIの共同開発によるコード補完ツールです。現在はCopilot Chatという対話型の機能も加わり、開発中の質問や提案も受けられるようになっています。強みは、非常に自然で文脈に合った補完を高速で提供してくれる点。既存コードに即した提案力が高く、習熟者の作業スピードを格段に上げてくれるアシスタントです。

学習・初心者支援で使いやすいのは?

Replit Ghostwriterの親切設計について(チャット補助・即時実行)

Replit Ghostwriterは、初心者の「つまずきやすいポイント」に寄り添う設計が魅力です。コードを書いてすぐに実行でき、エラーが出た場合もチャット形式で「なぜそうなったのか」「どう直せばいいか」を教えてくれます。手を動かしながら学べるため、学習のテンポが崩れにくく、初学者でも安心して進められます。

CursorとCopilotはどうか?(補完説明のわかりやすさを比較する)

CursorやGitHub Copilotも高性能ですが、初心者向けとは言いづらい面があります。Cursorはプロジェクト全体を見て提案できますが、自然言語での指示にはある程度のプログラミング理解が必要です。Copilotも文脈に合った補完は得意ですが、なぜそのコードが提案されたのかがわかりにくいときがあり、初心者には理解しにくいこともあります。

実務・開発現場で使いやすいのは?

Cursor:ファイル横断リファクタや大規模開発への対応力

Cursorの強みは、複数のファイルやプロジェクト全体を理解した上で提案できる点です。関数のリネームや構造変更といったリファクタ作業も、AIに自然言語で指示するだけで実行可能。特にファイル数の多いプロジェクトでは、コード全体の整合性を保ちながら効率的に修正できるため、大規模開発での実用性が高く評価されています。

GitHub Copilot:既存コードに沿った提案力

GitHub Copilotは、すでに書かれているコードのスタイルや文脈をくみ取り、それに沿った補完をしてくれる点に定評があります。チームでルールを決めて開発している場合でも、違和感のないコードを提案してくれるため、コードレビューの手間を減らせるのがメリットです。すでに動いているコードベースに自然に馴染ませたいときに頼れる存在です。

チーム開発や共同編集との相性

チーム開発やペアプログラミングの場では、「他の人の書いたコードを理解し、補完する」力が重要です。Copilotはその点で安定した働きを見せ、特に既存コードに沿った自然な提案が求められる現場と相性が良いです。一方、Cursorはエンジニア間の会話に近い指示でファイルをまたいだ修正ができるため、分担作業やコード整備にも役立ちます。それぞれに異なる強みがあります。

AIアシスタントを活用する!学びと実践のスタイル

AIは「代わりに書く道具」ではなく、「一緒に考えるパートナー」になりつつあります。だからこそ、ただ使うだけでなく、AIの提案をどう活かすかが問われる時代です。ツール選びは、自分自身をブラッシュアップする機会にもなります。

Replit・Cursor・GitHub Copilotの違いとは?AIアシスタントに関するよくある質問

Q1. プログラミング初心者にはどのAIアシスタントがおすすめですか?
A. Replit Ghostwriterがおすすめです。環境構築が不要で、エラーや疑問点もチャット形式で丁寧に教えてくれるため、初学者が一歩ずつ学べる設計になっています。

Q2. 既にプロジェクトを進めている場合、どのツールが役立ちますか?
A. GitHub Copilotが適しています。既存のコードベースに沿った補完を行ってくれるため、チーム開発やメンテナンスにおいても違和感なく使えます。

Q3. 複数のファイルにまたがる修正やリファクタはどのツールが得意ですか?
A. Cursorが最も優れています。プロジェクト全体の構造を理解して、ファイルをまたいだ修正を自然言語で指示できる点が特徴です。

Q4. 無料で使えるのはどのツールですか?
A. いずれのツールも無料プランがあります(2025年4月現在)。ただし、より高度な機能を使いたい場合は有料プランの検討も必要です。

Q5. 学習と実践を両立したい場合、どのツールがベストですか?
A. Replit Ghostwriterが最適です。コードを書いてすぐに実行でき、学習と成果物作成を同時に進められる点が強みです。

まとめ

あなたの目的に合った“AIコードパートナー”を選びましょう

AIアシスタントは、単なる便利ツールではなく、開発や学習の「思考の相棒」になりつつあります。
目的やレベルに応じて選び、使いながら理解し、成果につなげる。それが今後の開発スタイルの基本です。

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