予約語とは
予約語とは、変数名に使用することができない単語のことです。
Pythonでの予約語
Pythonで予約語として登録されている単語は下記になります。
Python 3.8.12系の場合、予約語は、全部で35個あります。
['False',
'None',
'True',
'and',
'as',
'assert',
'async',
'await',
'break',
'class',
'continue',
'def',
'del',
'elif',
'else',
'except',
'finally',
'for',
'from',
'global',
'if',
'import',
'in',
'is',
'lambda',
'nonlocal',
'not',
'or',
'pass',
'raise',
'return',
'try',
'while',
'with',
'yield']
Pythonのバージョンによって、予約語は若干異なる場合がありますため、一度keywordライブラリのkeyword.kwlist を用いて、一覧を確認して見てください。
import keyword
print( keyword.kwlist )
*出力結果は上述した35と同じになるため、省略します。
予約語を用いてエラーになるプログラムと解決策
予約語を用いてしまうとエラーになります。
lang = "python"
print(lang)
False = 'aaa' # 予約語なのでエラー
出力結果
File "<stdin>", line 1
SyntaxError: cannot assign to False
補足:【Python】構文エラーと例外の違い 初心者向けにわかりやすく解説!
予約語として認識されないようにするためには先頭のFを小文字のfにすれば良いです。
false = 'aaa'
print(false)
出力結果
aaa
上記の例では、Pythonでは大文字と小文字を区別するため、例えば予約後のFalseの場合、そのまま変数として利用することは出来ませんが、小文字でfalseとした場合利用できます。
小文字のfalse
は先頭の文字がf
と小文字のため、Pythonでは予約語のFalse
と区別されます。
そのため、小文字でfalseとした場合利用することが出来ます。非常に重要ですのでしっかり覚えておきましょう。
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