【Python】構文エラーと例外の違い 初心者向けにわかりやすく解説!

構文エラーと例外とは

Pythonでは構文エラー(syntax error)と例外(exception)の2種類のエラーが存在し、これらは区別されます。

構文エラーとは、その字の通り構文として誤りがある場合に発生するエラーです。

一方で、構文が正しくてもプログラム実行中に発生するエラーは例外と呼びます。「エラー」と「例外」を特に使い分けず、「エラー」と一括りに呼ぶ事もあります。

また、構文エラーは、プログラム実行前に発生するエラーな一方で 例外は、プログラム実行中に発生するエラーになります。

構文エラー(SyntaxError)

SyntaxErrorはPythonの構文として正しくない場合に発生するエラーです。コロン:()の閉じ忘れなどがある場合に構文エラーになります。SyntaxErrorが発生した場合は、Pythonの構文が間違っていないか確認しましょう。構文エラーになるプログラムは以下の通りです。

for i in range(5)

出力結果

  File "<stdin>", line 1
    for i in range(5)
                    ^
SyntaxError: invalid syntax

上記はfor文の文末に必要な:が記述されていないため、SyntaxErrorが発生しています。

print('AI Academy

出力結果

  File "<stdin>", line 1
    print('AI Academy
                    ^
SyntaxError: EOL while scanning string literal

上記はprint()関数の文末に必要な)の閉じ忘れがあるため、SyntaxErrorが発生しています。

例外の種類

例外の種類として、主要なものは以下のようなものがあります。

・IndentationError
・NameError
・TypeError
・ValueError
・AttributeError
・IndexError
・KeyError
・ModuleNotFoundError
・ZeroDivisionError
・FileNotFoundError

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