【初心者向け・データ可視化】Python matplotlibでヒストグラムを描画しよう!

Matplotlibとは

Matplotlib はPythonのグラフ描画のためのライブラリです。

Matplotlibを使うことで、グラフの描画やデータの可視化が簡単に行えます。折れ線グラフ、ヒストグラムや散布図などグラフ描画する事が可能です。公式ギャラリーにて実際の例を見ることでより理解が深まりますので参考にして頂ければと思います。

Matplotlibのインストール

pipコマンドを用いたMatplotlibのインストールは下記のコマンドでインストール出来ます。Macの方はターミナル、Windowsの方はコマンドプロンプト上で実行することでインストールが出来ます。

pip install matplotlib

問題を報告するJupyter Notebookをお使いの方は、起動したNotebookのセルに、先頭に!マークをつけて実行することでインストールすることが出来ます。

!pip install matplotlib

ヒストグラムとは

ヒストグラムとは、ある項目の散らばり具合(度数分布)を表す時に利用するグラフです。ヒストグラムは縦軸(y軸)に「度数」を、横軸(x軸)に「階級」をとります。ヒストグラムと棒グラフは似ているところがありますが、ヒストグラムには棒と棒の間に間隔がないという点とx軸はデータの区間で区切られており、連続したデータを示しているため、単純に複数の項目を比較する棒グラフと構成が違います。hist()を使うことでヒストグラムを描画できます。オプションには、binsやcolorなどがあり、棒の数を指定したり、棒の色を変えたりできます。

# Jupyter Notebookを利用している方のみ記述してください。
%matplotlib inline 
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np

# 平均10、標準偏差10 の正規乱数を1000件生成
x = np.random.normal(10, 10, 1000)

plt.hist(x)
# ヒストグラムを表示
plt.show()
# 引数にbins=数字でヒストグラムの棒の数を指定できます。
# plt.hist(x, bins=16)
# orientation="horizontal"を指定することで横棒として描画も可能です。

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