【初心者向け・データ可視化】Python matplotlibで円グラフを描画しよう!

Matplotlibとは

Matplotlib はPythonのグラフ描画のためのライブラリです。

Matplotlibを使うことで、グラフの描画やデータの可視化が簡単に行えます。折れ線グラフ、ヒストグラムや散布図などグラフ描画する事が可能です。公式ギャラリーにて実際の例を見ることでより理解が深まりますので参考にして頂ければと思います。

Matplotlibのインストール

pipコマンドを用いたMatplotlibのインストールは下記のコマンドでインストール出来ます。Macの方はターミナル、Windowsの方はコマンドプロンプト上で実行することでインストールが出来ます。

pip install matplotlib

問題を報告するJupyter Notebookをお使いの方は、起動したNotebookのセルに、先頭に!マークをつけて実行することでインストールすることが出来ます。

!pip install matplotlib

円グラフとは

円グラフとは、丸い図形のグラフで、何らかの構成比率が扇形に分割され表されたグラフです。pyplotモジュールのplt.pie()で円グラフを描画出来ます。円グラフでは全体の中での構成比をみるときに利用します。

# Jupyter Notebookを利用している方のみ記述してください。
%matplotlib inline 
import matplotlib.pyplot as plt
labels = ["A", "B", "C", "D", "E"]
data = [54, 32, 18, 44, 29]
ex = [0.1, 0, 0, 0, 0]
# autopct="%1.1f%%"は小数点の表示桁数になります。1.1とすると1つ。1.2とすると2つになります。
# explodeオプションで1つめの要素を10%ずらしています。これにより少し目立たせることが可能です。
#counterclockオプションでFalseにするとリストの定義した順に表示になります。
# これがTrueになると反時計周りに円グラフの要素が構成されます。
plt.pie(data, explode=ex, labels=labels, autopct="%1.1f%%", counterclock=False)
plt.show()

label_lists = ["Python", "Ruby", "Java", "C++", "PHP"]
size_lists  = [40, 12, 24, 16, 9]
color_lists =["navy", "yellow", "blue", "gold", "tomato"]
plt.pie(x=size_lists, labels=label_lists, colors=color_lists)
plt.axis("equal") # 等倍、円形にしています。(実際のところ、この1行を消しても、円は然程変化しません。)
plt.show()

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