統計検定とは?統計検定2級を取得するまでのオススメ勉強法

統計検定とは

統計検定とは一般社団法人日本統計学会が認定し、一般財団法人 統計質保証推進協会が試験の運営・実施する「統計」に関する知識や活用力を評価するための検定です。

統計検定には、4級、3級、2級、準1級、1級などがあります。

この記事では統計検定2級を取得するためのオススメの勉強方法に関して解説致します。

統計検定2級に関して

統計検定2級は大学基礎科目レベルの統計学の知識の習得及び活用のための試験です。4級と3級の試験の内容を理解していることが前提で、「推定」や「検定」などの問題も出題されます。その上で、数学1Aの範囲に加え、微分積分などの数学2Bの知識は必須となるため、統計検定2級を合格するためには、高校数学もしっかり理解しておく必要があります。

統計検定2級は試験時間が90分で、35問程度の問題が出題されます。

合格水準は、7割ほどのため、最低でも23問以上は正答する必要があります。

統計検定2級を取得するためのオススメ勉強法

将来データアナリストやデータサイエンティストを目指す上で、「統計検定2級」レベルの内容を理解しておくことが求められます。そんな統計検定2級ですが、合格するために、最低でも70時間前後かかるため、1日1時間勉強する場合、2ヶ月間は継続して統計学の勉強をする必要があります。

2ヶ月間で統計検定2級を合格するためにオススメの勉強方法を記載致します。

大きく3つのSTEPで勉強します。

STEP1 まずは統計検定の過去問を一年分解いてみる

まず始めにすべきことは、統計検定の問題を解いてみることです。なぜ始めに基礎から

勉強しないのか?と思われるかもしれませんが、統計検定がどのような問題なのかを知ることと、統計検定を実際に解くことで、どの分野が苦手でどの分野が得意なのか自分の得手不得手を知ることが大切だからです。

試験の出題内容と自分のレベルを知らずに、むやみやたらに統計の勉強を始めても効率が悪いです。

まずは自分の得意分野と苦手分野を把握することから始めましょう。

STEP2 出題範囲表を見ながら苦手部分を抽出し、インプットする

次に「統計検定2級の出題範囲表」を見ながら、自分の苦手な分野、間違えた範囲を確認します。

その範囲の分野を中心に学習することで、効率よく統計検定の勉強を進めることが可能です。

その際に、統計学の時間(Webサイト)を元に勉強してみましょう。Step0. 初級編〜Step2.中級編までありますので、その中から、苦手な分野を中心に勉強してみてください。

STEP3 過去問を解く(アウトプット)

STEP3は過去問をひたすら解きまくります。この際に、過去問を解いて、再度SPTE2に戻りを繰り返しながら、過去問を解くとより効率的に苦手分野の克服が出来ます。

過去問を解きまくり、8割ほど正答できるようになるまでひたすら過去問を解く→間違った問題の出題範囲を元にインプットし直すを繰り返していきます。

オススメ書籍

書籍は、教科書として、完全独習 統計学入門を読み進めてみましょう。

もし内容が少し簡単だと思われた方や理論をもう少し学びたいという方は「入門統計解析」も合わせて読むと良いでしょう。

次に、統計検定2級の過去問を解くために、下記の参考書を買いましょう。STEP1とSTEP3を実際に実施するために必須になりますので必ず購入しましょう。

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2018〜2021年] 

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2017〜2019年]

Pythonや統計を効率よく学ぶには?

Pythonや統計を効率よく学ぶには、普段からPythonや統計学を用いて業務をしている現役のデータサイエンティストに質問できる環境で学ぶことです。
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