Command R+とは
Command R+(command r plus)とは、Cohere(コーヒア)が開発したオープンソースの大規模言語モデル(LLM)です。
104BのLLMであり、「RAG」や「Tool」が使えます。このことから、エンタープライズ向けに設計されています。さらに、10ヶ国語の多言語を備えています。
なお、Command R+は、2024年4月4日に、Cohere For AIにて公開されました。2024年3月に公開された「Command R」の性能を強化したLLMになります。
Command R+を利用する方法
Command R+を利用する方法には、transformerを用いて利用する方法とHugging Face Spaceから利用する方法、cohere coralから利用する方法があります。この記事では、Hugging Face SpaceからCommand R+を利用する方法を解説します。
https://huggingface.co/spaces/CohereForAI/c4ai-command-r-plus
Hugging FaceでCommand R+を利用する
以下のリンクにアクセスしてください。
https://huggingface.co/spaces/CohereForAI/c4ai-command-r-plus
画面赤枠部分に、任意のプロンプトを入力することで利用できます。
例えば、「プロンプトエンジニアリングについて、200文字程度で、初心者にもわかるように解説してください。」と入力してみます。その後左下の「Submit」ボタンを押すことで、結果が出力されます。
以下のような出力が返ってきました。
プロンプトエンジニアリングとは、AI や機械学習モデルに与えるプロンプト(指示や入力)を設計・最適化することで、モデルの性能や出力の質を向上させる技術です。自然言語処理や画像生成など、AI が扱うタスクにおいて、プロンプトはモデルの入力やガイドとなる重要な役割を持ちます。プロンプトエンジニアリングでは、タスクに適したプロンプトの構造や形式を設計したり、モデルの学習を補助する補助タスクやデータセットを用意したりすることで、モデルの能力を最大限に引き出すことを目指します。
Cohere Coral
以下のURLよりWebブラウザの見やすいUIから利用することも可能です。利用にあたって、無料アカウントを作成する必要があります。
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