一つ抜き交差検証とは

一つ抜き交差検証（leave-one-out cross-validation / LOOCV）とは、k分割交差検証の個々の分割が、1個のデータのみをテスト用に利用し、残りを全て学習データとして利用する交差検証です。

ホールドアウト法の欠点を改善したものが１つ抜き交差検証法になります。

一つ抜き交差検証は、何度も検証を実施するため、データ数が多い場合に計算が多く要してしまいます。

データが少ない場合には、短い時間で検証が出来ますが、データが多い場合には時間がかかるため利用する機会は少なくなります。

例えば、データ数が10個あるデータの場合、まずデータを10分割します。

その中から1つのデータを取り、テストデータとして利用し、残りの9個のデータで学習します。

同様に2つ目のデータをテストデータにし、残りのデータを全て学習します。これをデータの数だけ（今回の場合10回）繰り返します。10回の学習で得られた結果を平均し算出します。

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