辞書型とは
辞書型(ディクショナリー型)とは、KeyとValueという2つの値をペアで保持するデータ型です。
以下は、辞書型の構文になります。
辞書名 = {"キー" : "値", ・・・}
辞書型は{}
を使い囲うことで作成します。
辞書型にはリスト型とは異なり、インデックス0から値が割り当てられていません。
そのため、リストはインデックス番号で値にアクセスできるのに対し、辞書型では任意のキー文字列で値にアクセスすることができます。以下は辞書型のサンプルプログラムです。
profile = {"name": "aiacademy", "email": "test@aiacademy.jp" }
print(profile["name"]) # aiacademy
出力結果
aiacademy
辞書型に要素を追加する
辞書型の場合に要素を追加するには、追加時に[]
を使用することで特定のキーにアクセスする事ができます。そのため下記のプログラム5行目のような記述を行うことで要素を追加できます。
profile = {"name": "tanaka", "email": "test@aiacademy.jp" }
print(profile["name"]) # tanaka
# 新しく要素を追加
profile["gender"] = "male"
# 新しく要素を追加した辞書型(profile)を出力
print(profile)
ここでおさらいですが、数学の=
と異なり、プログラミングの=
は代入を意味します。つまりprofile["gender"] = "male"
は辞書profile
のgender
というキーにmale
という値(文字列)を追加するという意味になります。補足ですが、リスト型のappend
と似たような方法で、辞書型にはupdate
というものがあります。使い方は以下のようになります。
profile.update({"gender": "male"})
辞書に値を追加する際に=
を使うかupdate
のどちらを使うですが、=
の場合は、実行速度が高速であり、update
は=
に比べ実行速度は劣るが、視認性が良いという違いがあります。ただし、=
は実行速度が速いとはいえ、update
も普通に使う上では十分に高速であるため、差が出るとすれば、TB級のビッグデータを扱う場合などの為、基本的には好みで使い分けて問題ありません。
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