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Gitとは
Git(ギット)とはソースコードのバージョン管理システムです。
Gitを利用することで、開発者間で記述したソースコードの変更履歴を記録したりする事が出来ます。Gitでは自分の開発用パソコンに全ての変更履歴を含む完全なフォルダの複製を作成し、開発者それぞれが自由に変更を加えても衝突せずにすみます。Gitは今では複数人で開発する現場では必須ツールと言っても過言ではないです。
Gitで出来ること
Gitで出来ることとして以下のような事が挙げられます。 ●ファイルの変更履歴管理 ●過去のファイルに戻す ●編集した履歴を複数人で共有
Gitのダウンロード(Mac/Windows)
GitをダウンロードするにはMacはこちら、Windowsはこちらからダウンロードしてください。インストーラーを立ち上げて、次へ次へと進める事でインストール出来ます。合わせてこちらも参考にしてみてください。(Linux環境の方もご確認ください。)
Gitの全体像
まずGitを利用した一連の開発の流れの全体像を図にした下記の図をみて見てください。
上記の画像ですといまいち何をしているかわからないかもしれません。
上記の画像ではGitを利用した一連の開発の流れを簡単に図で表したものです。pushやpullといった記載はGitのコマンドになります。
Gitを使った一連の開発の流れ
それでは先ほどの図をもう少し詳細に見ていきましょう。Gitを使った共同開発の一連の開発の流れは以下のようになります。(※共同開発とは複数人のエンジニアでアプリケーション開発を行う事です。)
1. 作業場所を最新の状態にアップデートする
2. 新規にブランチを作成する
3. 作成したブランチに切り替える(移動する)
4. ソースコードを変更する
5. 変更を加えたファイルをコミットする
6. リモートへ反映(push)させる
7. プルリクエスト(Pull Request/通称プルリク)を作成
8. 作成したプルリクエストを元に、管理者から修正が取り込まれるまで待機する
上記がGitを使った共同開発の一連の流れになります。ですが、上記の流れはあくまでも複数人で開発を既に行なっている流れであり、実際にGitを使い始めるに当たって、Gitの初期設定などの初期準備等が必要になります。ですが、大体の一連の流れは上記の8つのように沿って進みます。上記の流れでは様々なGitコマンドが登場しますが、Gitを使いこなす上でそれぞれのコマンドを扱えるようにする必要があります。
Gitを学ぶには
Gitを学ぶにはまずは概要を学び、その後に実際に手を動かして学ぶのがオススメです。
概要を学ぶには、インターネット上のサイトや資料等を読んでみてください。
概要がわかったら、そのあとは手を動かしながらGitを学ぶのが良いでしょう。
しかし独学でGitを学んでいると、実務でどこまでの知識が必要なのか、共同開発の際にどこでどのような問題が発生するのか、一人だとなかなか学べないことがあります。そのような場合には、わからないことがあった時にすぐに聞AI Academy Bootcampのオンラインチャットサポートプランをご受講ください。6ヶ月間チャットでいつでも無制限で質問し放題の環境で学べます。
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