PEP8とは
PEP8とは、Pythonにおけるスタイルガイドです。
スタイルガイドとは、変数や関数名の付け方、空白に関する内容や、インデントの仕方、コメントの書き方など様々な基本的なルールを定義したコーディングの規約を指します。
PEP8の一例を挙げると、例えばタブではなくスペースを推奨し、インデントはスペース4つ入れたり、import文は行を分けて読み込むなどのルールが定義されています。
PEP8の3種類のルール
PEP8で定義されているルールには大きく3つに大別できます。
① コードレイアウトに関するルール
②コメントに関するルール
③命名規則に関するルール
他にも、式や文中の空白文字に関するルールもあります。
なぜコーディング規約が大切なのか
一人でプログラムを記述する分には意識する必要はあまりないかもしれませんが、実際のプロダクト開発ではチームで開発することが一般的です。このチームで開発する上で、PEP8などのスタイルガイドに従うことで、コードの書き方に一貫性が生まれるため、コードの可読性や保守性が高まり、結果品質を担保することに繋がります。
おわりに
この記事では、コーディング規約とは何か、PEP8とは何か、なぜコーディング規約が大切なのかに関して簡単に解説しました。実務においてはコーディング規約を守ることで、コードの可読性が向上します。
Pythonのコードを書く際には、PEP8に従ってコードを書くように習慣づけると良いでしょう。
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